Rapidus、IIM-1の起工式を開催
Rapidus株式会社(本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地、代表取締役社長:小池淳義)は本日、最先端半導体の開発および生産を行う「IIM*-1」の建設予定地(北海道千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」)において、IIM-1の起工式を開催しましたのでお知らせいたします。
起工式には、西村康稔経済産業大臣、鈴木直道北海道知事、横田隆一千歳市長、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の及川洋副理事長などの関係者を来賓に迎え、Rapidusからは取締役会長の東哲郎と代表取締役社長の小池淳義を含む経営陣が出席、建設工事の安全を祈願しました。
代表取締役社長の小池淳義は来賓と起工を祝う式典で、「Rapidus株式会社は、8月10日で創立1周年を迎えました。この短い期間に、本日の起工式を迎えることができたことは、ここにおられる皆さま全員のご支援のたまものであります。本日、無事起工式を迎えることができましたが、これは始まりであり、これからRapidusの名のごとく、前例のないスピードで工場を完成させますので、引き続き皆さまの絶大なるご支援を賜りたくお願い申し上げます。」という主旨を伝えました。
IIM-1は、国内初となる2ナノメートル(nm)以下の最先端ロジック半導体を製造する施設で、今月より工事を開始します。Rapidusは並行して現在、世界最先端の半導体研究拠点の一つである米国ニューヨーク州のAlbany Nanotech Complexに研究員を派遣し、IBMとの協働により、2nmのロジック半導体生産に関する技術開発を進めております。また、imecにおいて、最先端半導体の生産に不可欠なEUV露光装置の技術を習得する予定です。こうした技術を活用し、IIM-1において2025年4月にパイロットラインを稼働し、2027年には量産を開始する計画です。
Rapidusは、IBMやimec等との国際連携とともに、国内外の素材産業や装置産業とも協力体制を構築し、最先端LSIファウンドリの実現を通じて、日本の産業力の強化に貢献してまいります。
*IIM…Innovative Integration for Manufacturingの略語。
本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地
設立:2022年8月10日
経営陣:取締役会長 東哲郎、代表取締役社長 小池淳義
事業内容:半導体素子、集積回路等の電子部品の研究、開発、設計、製造及び販売等
資本金等:73億4,600万円(2022年11月時点。資本準備金の額を含む。)
<報道関係者の問い合わせ先>
クレアブ株式会社
安江邦彦
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奥本孝乃
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高橋茜
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