Rapidus、シリコンバレーに新会社設立~AI半導体関連の顧客開拓・設計支援を加速~
Rapidus株式会社(本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地、代表取締役社長:小池淳義)は、アメリカでの顧客開拓・半導体設計支援を目的として、新会社Rapidus Design Solutions LLCをカリフォルニア州・シリコンバレー地域のサンタクララに設立しました。
Rapidusは設立直後から顧客開拓の活動を積極的に行ってきましたが、これからさらに重要となるAI半導体に関連した企業が集中して存在するシリコンバレー地域にオフィスを開設することで、今後、顧客開拓をさらに加速させていきます。
Rapidus Design Solutions LLCの責任者にはHenri Richard (アンリ・リシャール) がジェネラルマネージャー兼社長として就任します。アンリ・リシャールはフランスでIT関係の会社を起業するなどした後、アメリカにおいてAMD、IBM、NetApp、SanDiskといった様々なIT関連企業・半導体関連企業でエグゼクティブとしてセールス・マーケティングの業務を行ってきました。この経験を活かし、Rapidusの米国における顧客開拓を推進していきます。
現地時間昨日4月11日に、会社設立発表の記者会見をサンタクララで行いました。会見にはRapidus株式会社・代表取締役社長の小池淳義、Rapidus Design Solutions LLCジェネラルマネージャー兼社長のアンリ・リシャールに加え、IBMの研究部門であるIBM Researchの半導体部門(IBM Semiconductors)ジェネラルマネージャー・Mukesh Khare (ムケシュ・カレ)氏にもご参加いただきました。
Rapidusは現在、2nmロジック半導体量産技術開発のためにニューヨーク州アルバニーのIBM研究所に社員を派遣し同社エンジニアと協働しておりますが、ムケシュ・カレ氏はそのプロジェクトをIBM側で進める責任者の一人です。会見の中でアルバニーでの研究活動が順調に進んでいることをご説明いただきました。
また、経済産業省・商務情報政策局の野原諭局長からの祝辞が、ビデオメッセージとして紹介されました。祝辞では、Rapidusの今回の事業拠点設立により、日米両国の半導体産業、ユーザー産業の双方にとって更なる連携拡大が大きく進むことへの期待が述べられました。
Rapidus株式会社について
Rapidus株式会社は、世界最先端のロジック半導体の開発、製造を目指す企業です。設計、ウェーハ工程、3Dパッケージなどのサイクルタイム短縮サービスの開発・提供によって、新産業創出を顧客と共に推進していきます。半導体を通して人々を幸せに、豊かに、充実したものにするために。私たちは、挑戦し続けます。
本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地
設立:2022年8月10日
経営陣:取締役会長 東哲郎、代表取締役社長 小池淳義
事業内容:半導体素子、集積回路等の電子部品の研究、開発、設計、製造及び販売等
資本金等:73億4,600万円(2022年11月時点。資本準備金の額を含む。)
<報道関係者の問い合わせ先>
クレアブ株式会社
安江邦彦
Email:kyasue@kreab.com
奥本孝乃
Email:tokumoto@kreab.com
八木美希
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