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Rapidus、imecのコアパートナープログラムに参加

Rapidus 株式会社(本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地、代表取締役社長:小池淳義)は、ナノエレクトロニクスとデジタル技術分野における世界的な研究機関であるimec(本部:ベルギー・ルーヴェン)と先端半導体研究の領域で長期的かつ持続可能な協力を強化するため、imecのコアパートナープログラムに参加することになりましたのでお知らせします。

Imecのコアパートナープログラムは2005年に開始され、5ナノメートル(nm)以下の集積回路プロセス技術の分野における世界トップクラスのファウンドリー、IDM、ファブレス、材料および装置のサプライヤー等が参加し、独占的で緊密な研究開発を行っています。このプログラムは、最先端の半導体製造装置を設置したimecの最新のクリーンルームを基盤としています。これにより、imecのパートナーは、産業界のニーズを先取りした技術の研究を行うことができます。

Rapidus代表取締役社長の小池淳義は次のように述べています。「imecのコアパートナープログラムに参加することは、当社にとって重要な節目となります。これにより、Rapidusはimecの先端技術やシステムソリューション、最先端の300mmパイロットライン、そして広範なパートナーネットワークを利用することができるようになります。2nmの量産技術を確立するという当社の目標を達成するには、国際的な連携が不可欠であり、imecはこの目標を実現していく上で大変重要なパートナーです。今回の合意は、半導体産業における日本の地位を再建する我々の努力が決定的な段階に達したことを示しています」

Imec最高経営責任者(CEO)のLuc Van den hoveは次のように述べています。「Rapidusは、日本が世界の半導体エコシステムにおいて主導的な地位を取り戻すための礎となる企業です。本日、Rapidusがimecのコアパートナープログラムのメンバーになったことを発表できて大変嬉しく思います。このパートナーシップを通じて我々は、Rapidusが最先端の2nmチップの量産技術を確立する上で必要となる研究開発を支援します」

Rapidusとimecは2022年末、ベルギー経済使節団の来日時に協力覚書(MOC)を締結しました。今回の合意は、ベルギーのフランダース政府と日本の経済産業省(METI)から支持されており、両国の半導体業界における連携を一段と強化するものです。

Rapidusは、imecとのパートナーシップを通じて人材育成に取り組むと共に、地球環境に配慮した、持続可能かつ高エネルギー効率の半導体及び半導体製造技術の研究、開発を進めてまいります。


Rapidus 株式会社について
本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地
設立:2022年8月10日
経営陣:取締役会長 東哲郎、代表取締役社長 小池淳義
事業内容:半導体素子、集積回路等の電子部品の研究、開発、設計、製造及び販売等
資本金等:73億4,600万円(2022年11月時点。資本準備金の額を含む。)


<報道関係者の問い合わせ先>

クレアブ株式会社

安江邦彦
Email:kyasue@kreab.com

奥本孝乃
Email:tokumoto@kreab.com

高橋茜
Email:atakahashi@kreab.com