Rapidus、北海道大学と包括連携協定を締結~半導体産業を通じた科学技術力の向上、及び人材の育成を目指す~
Rapidus株式会社(本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地、代表取締役社長:小池淳義)と北海道大学(北海道札幌市北区北8条西5丁目、総長:寳金(ほうきん)清博)は、半導体産業を通じた我が国の科学技術力の向上及び人材の育成に資することを目的として、教育・研究等に関しての包括連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。
北海道における半導体産業の振興に向けた動きが急速に進んでいる中、現在課題とされている人材育成や研究開発の面において、Rapidusで計画している2025年4月からのパイロットライン稼働開始や2027年の量産開始後を見据え、長期的な高度人材の育成や先端半導体研究等の協力を進めることを目的とし、この度包括連携協定を締結することとなりました。
包括連携協定に基づく連携・協力内容は以下の通りです。
(1)半導体人材の育成教育に関する事項
(2)先端半導体研究等の研究協力に関する事項
(3)施設・設備の利用に関する事項
(4)その他、本協定の目的を達成するために必要と認めて合意した事項
当座は、北海道大学によるRapidus株式会社の半導体拠点整備への協力や、半導体人材育成・先端半導体研究において連携を図る予定です。具体的な取り組みの例として、Rapidusが2ナノ半導体の評価・分析を行う拠点を2024年中を目処に北海道大学キャンパス内に設置します。また、Rapidusに関連する先端半導体の研究開発事業の促進や、北海道大学の研究の特色を活かした先端半導体研究を推進していきます。
半導体人材育成に関しては、Rapidusエンジニアの北海道大学への実務家教員派遣による講義や、北海道大学の最新研究成果をRapidusエンジニアが学ぶ機会の提供などを行っていく予定です。
北海道大学について
北海道大学は、「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」及び「実学の重視」という教育研究に関わる基本理念を掲げ、北海道の広大な土地の唯一の総合大学として発展してきました。世界の課題解決から大きな社会的インパクトを生み出す新しい日本型の大学モデル「Novel Japan University Model」を確立し、世界共通の目標である「持続的なWell-being社会」の実現に向けて力強く歩みます。
所在地:北海道札幌市北区北8条西5丁目
設立:1876年8月14日(前身の札幌農学校の開校日)
総長:寳金清博
Rapidus株式会社について
Rapidus株式会社は、世界最先端のロジック半導体の開発、製造を目指す企業です。設計、ウェーハ工程、3Dパッケージなどのサイクルタイム短縮サービスの開発・提供によって、新産業創出を顧客と共に推進していきます。半導体を通して人々を幸せに、豊かに、充実したものにするために。私たちは、挑戦し続けます。
本社:東京都千代田区麹町4丁目1番地
設立:2022年8月10日
経営陣:取締役会長 東哲郎、代表取締役社長 小池淳義
事業内容:半導体素子、集積回路等の電子部品の研究、開発、設計、製造及び販売等
資本金等:73億4,600万円(2022年11月時点。資本準備金の額を含む。)
<報道関係者の問い合わせ先>
Rapidus株式会社関連
クレアブ株式会社
安江邦彦
Email:kyasue@kreab.com
奥本孝乃
Email:tokumoto@kreab.com
八木美希
Email:myagi@kreab.com
北海道大学関連
総務企画部企画課
半導体拠点形成推進本部事務室担当
上田敦
Email:semicon-jimu@general.hokudai.ac.jp